地域の皆さまから信頼される医療を目指して

喜多医師会は平成18年に百周年を迎えました

喜多医師会は明治40年安達雲平先生を初代会長として発足し、平成18年には百周年を迎えました。現在A会員61名、B会員67名の計128名で活動を行っております(令和2年6月現在)。
当医師会は、昭和58年6月、会員と連携して医療を行う開放型共同利用施設として喜多医師会病院を建設し、平成11年8月には愛媛県知事より四国で第1番目の地域医療支援病院として承認されました。
平成30年7月からは大洲インター出入口のすぐ近くに新生喜多医師会病院を新築移転し診療に当たっております。
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私たち医師会員は地域の皆さまから信頼される医療を目指して日夜医療技術の研鑽に努めており、日本医師会生涯教育制度の一環として、月に1回以上の学術講演会を実施しております。

またその専門知識を活かして地域医療に貢献したいとの立場から、平成14年から大洲市民健康フォーラムを企画し、令和元年までに計19回開催して参りました。認知症、生活習慣病、排尿障害、睡眠障害、運動器障害、アンチエイジングその他、皆様のご要望を伺いながら身近なテーマで開催し好評を得ております。今後も引き続き開催を予定しておりますのでご参加の程よろしくお願い致します。
開催日時等につきましては当ホームページでもご案内致します。その他の活動として、地域の皆さんに健康への関心を持っていただくために随時健康教室を開催し、無料で講師を派遣しております。
ご要望がございましたら医師会事務局までお気軽にご相談下さい。

学校保健の面では、医師が学校医、園医として出務するだけでなく、市内の養護教諭の先生方と年1回の学校保健意見交換会を、保育所の先生方とは年2回の乳幼児教育協議会を開催し、お互いの意見交換・情報共有を図っております。

「住み慣れた地域で最期まで家族と共に暮らし続けたい」と希望される患者さまへの受け皿となりたい

その他、がん検診への医師派遣、予防接種への協力、八幡浜地域産業保健センターへの医師派遣、介護保険審査会への医師派遣等を通じ行政への協力を行っております。

大洲市・喜多郡における二次救急医療機関の負担軽減、一次救急医療患者の受け入れに対応するため、平成23年12月から大洲喜多休日夜間急患センターを運営しております。内科だけの診療ではありますが、皆さまのご期待に応えるべく継続してまいりたいと考えております。

当医師会独自の取り組みとして、「住み慣れた地域で最期まで家族と共に暮らし続けたい」と希望される患者さまへの受け皿として、平成24年4月からがん患者を対象とした在宅緩和ケア大洲・喜多モデル事業を、その後はそれを発展させた形で在宅医療・介護連携事業を立ち上げております。在宅医療の推進のためには医療や看護、介護等様々な職種との協働が不可欠ですが、医療・介護・保健関係者相互の技術向上、意見交換を図る目的で月1回の症例検討会、年数回の多業種向け講演会を実施しております。

当地区も他の地区と同様に、若手医師の不足、開業医の高齢化のため医療崩壊の危機にありますが、私たちは、地域住民の皆さまに少しでもよりよい医療を受けていただくために、地域医療体制の見直しを図って行きたいと考えております。

また、今後も引き続きホームページの充実に努めたいと思います。ご指導の程よろしくお願い致します。

喜多医師会について