令和元年5月10~12日
長野県松本市で開催された日本心エコー図学会に参加させて頂きました。
従来心臓カテーテル治療と言えば冠動脈に対するインターベンションが中心でしたが、それに対し心臓の弁膜症など、器質的な心疾患に対するカテーテル治療が近年再び注目されてきており、”structural heart disease (SHD、心構造疾患) インターベンション” と呼ばれています。
心エコーは、その手技をサポートするための重要な手段ですが、学会では多くの会場で、それを耳にしました。
当院からは、若手のホープの超音波検査技師さんが、大動脈弁狭窄症の患者さんに潜む心筋障害と再入院の関連について報告しました。当院の超音波検査技師は、数多くの資格を有しており、全国でもトップレベルの腕前です。
発表は、聴衆の皆さんから好評を頂きました。臨床の現場でも、役立てていきたいと思います。
文責 循環器内科 齋藤 実