喜多医師会病院

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乳腺外科
外来BREAST

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診療内容

当院は、南予で唯一、女性医師による乳腺外科の診療を行っております。また、外来担当看護師、マンモグラフィの放射線技師、超音波検査(エコー)の検査医師、すべて女性のスタッフで行っております。女性が安心して検査を受けていただける環境づくりを行い、乳がん検診の早期発見、地域での継続した治療に取り組んでいます。

乳がん検診・検査について

視触診・マンモグラフィー・超音波検査(エコー)を、受診された当日に受けていただくことができます。乳がんの中にはマンモグラフィのみで見つかるものや、超音波検査で見つかるものがあるため両方受けることをおすすめしておりますが、ご希望により選択していただくことも可能です。

診療の特徴5個

女性医師による診察 女性看護師による診察補助 女性医師・医師による超音波(エコー)検査 女性技師によるマンモグラフィ検査 二次検査対応
田口 加奈 医師田口 加奈
医師からのメッセージ

田口 加奈 / 愛媛大学 乳腺センター助教

乳がんは進行度が予後を大きく左右します。
乳がん検診で異常を指摘された方や、乳房に関して心配なことのある方はお気軽にご相談ください。また、特に症状が無い方でも乳がん検診をご希望の方はお気軽にお問い合わせ・ご予約ください。


当科は、他の施設での乳がん検診にて異常を指摘された方の二次検診も行っております。
当院での検査の結果、さらに精査が必要と判断した場合は、愛媛大学乳腺センターなど専門施設にご紹介いたします。

マンモグラフィの
読影について

当院は、愛媛大学乳腺センターと連携しております。
読影認定資格を持つ乳腺外科医師と放射線科医師の2名によるダブルチェックを行っています。

マンモグラフィ
検査について

当院では女性の放射線技師がマンモグラフィの撮影を行います。
約10分程度で終わります。

マンモグラフィは乳房専用のX線検査で、乳房を圧迫板でそれぞれ上下・横方向から挟んで撮影します。
少ない放射線量でしこりや石灰化を検出します。
使用するX線はごく弱く、1回の撮影で浴びる放射線量は東京とサンフランシスコを飛行機で往復する間に受ける放射線量と同じくらいです。

生理前はホルモンの影響で乳房が張ったり痛みを感じやすくなりますが、検査自体はいつでも可能です。
生理後1週間くらいのタイミングで受けると、圧迫による痛みが軽減されやすくなります。

注意事項

注意事項

注意事項

以下に当てはまる方は、マンモグラフィ撮影ができない場合がございますので、ご注意ください。

  • 授乳中の方
  • 豊胸手術をしている方
  • ペースメーカーをつけている方

治療について

早めの受診がとても大切です。

自覚症状がある方、健康診断で精密検査が必要な方の診療を行っております。
乳房にしこりを感じる、痛みがある、乳頭からの分泌があるなどの症状がみられた場合は、早めの受診がとても大切です。

乳がんは、近年日本国内で急速に増加しており、特に女性にとって重要な病気のひとつです。女性がかかるがんの中では最も多く発症しており、死亡原因としても上位(第5位)に位置しています。なかでも40代の女性に多く見られるのが特徴で、比較的若い年代でピークを迎えることが知られています。

乳がんの発症リスクを高める要因には、家族に乳がんになった方がいること、ご自身が過去に乳がんを患ったこと、初経の年齢が早かったこと、閉経の時期が遅かったこと、出産や授乳の回数が少ないこと、さらにアルコールや喫煙の習慣、肥満などが挙げられます。

気になる症状があるときは、早めに受診してください。

診療の流れ

1受付・問診

受付で「乳腺外科」の受付をお願いします。

※保険証が必要となります。
※二次検診の方は、必ず健診結果をお持ちください。

受付後、問診表を記入していただき、その後女性看護師から簡単な聞き取りをさせていただきますので、予約時間の10~15分前にお越しください。

2診察

診察室で女性医師が診察・触診を行います。触診の際にはプライバシーに十分配慮し必ず女性看護師と女性検査技師が同席します。触診は診察台に寝ていただいた状態で乳房や脇を手で触診し、しこりなどの異常がないかを確認します。

3マンモグラフィ撮影
エコー検査

医師が必要と判断すれば、相談の上マンモグラフィ撮影または乳腺エコー検査を実施します。
マンモグラフィは女性技師が撮影いたします。痛みなど、不安な点は遠慮なくお申し付けください。乳腺エコーは、超音波を感知するためにゼリーを使用し、プローブを乳房にあてて検査します。

4検査結果説明

医師より、検査結果をご説明します。

異常が無かった場合

必要に応じて、経過観察のために当院の再受診(半年後・1年後)をおすすめいたします。

異常が認められた場合

後日以下の検査を行うことがあります。

超音波ガイド下穿刺吸引細胞診

超音波で病変を確認しながら、採血と同程度の細い針を刺入し、吸引をかけながら細胞を採取する方法です。
局所麻酔下に行います。

超音波ガイド下針生検

超音波で病変を確認しながら、専用の針を刺入し、組織を採取する方法です。
局所麻酔下に行います。

上記の検査後、後日説明があります。

5お会計

料金案内

  • 症状の有無やご年齢などによって、自己負担金が変わります。
  • 症状のある方は保険診療になりますが、全く症状のない方については自費診療になります。
    以下の表を参考にご確認ください。詳しくは当院へお気軽にご相談ください。

自覚症状がない場合の
乳がん検診
(自費診療)

検査内容料金(税込)
問診+視触診+乳腺エコー
(マンモグラフィが適応でない方、妊娠中の方、若いご年齢の方など)
7,700円
問診+視触診+乳腺エコー+マンモグラフィ11,000円
問診+マンモグラフィのみ(視触診なし)6,600円
注意事項

注意事項

注意事項

以下に当てはまる方は、マンモグラフィ撮影ができない場合がございますので、ご注意ください。

  • 授乳中の方
  • 豊胸手術をしている方
  • ペースメーカーをつけている方
ご予約について

かかりつけ医がある方

かかりつけ医にご相談のうえ、FAXでの予約をお願いいたします。

FAX

かかりつけ医がない方

平日(月〜金)の14時〜17時に、受付に直接ご来院いただくか、お電話にて予約のご相談を承っております。

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